FIAの「グループR」規定に準じて製作されたマシン。
S2000の名機「ファビア S2000」の後を継ぐ形で2015年に登場する。
エンジンは1.8Lの物をストロークダウンして1.6L仕様に仕立てる。
WRCのWRC-2クラスおよびチェコ国内選手権、地域選手権(ERCやAPRC)への参戦を開始し、
WRC-2ではタイトルを獲得するが、ERCではフォード フィエスタに敗北する。
先行するフォード「フィエスタ R5」、プジョー「208 T16 R5」、シトロエン「DS3 R5」に、 登場時から肉薄したタイムを叩き出し、S2000時代と同様な活躍を期待したい。
「R5規定」は
・エンジンは1.6L + ターボへ換装可能
・4WD化 可能
・最低重量は1,230kg
・販売価格は180,000ユーロ(2,250万円)以下
・5速シーケンシャル トランスミッション
・ワイドボディ化 可能(全幅:1,820mm)
と、性能向上の他に価格面での縛りも存在します。
ただし、価格はS2000より安く、パワー・トルク共にS2000より上。
という事もあり、普及スピードは早い。
- 2015年シーズン -
WRC-2にワークスとして2〜3台をエントリーする。
ライバル勢はR5マシン、S2000マシン、RRC(リージョナルラリーカー)マシンと様々な車種と戦う。
ファビアは年間 4勝を上げ、チームタイトルを獲得。
チェコ国内選手権にもワークス体制で参戦し年間タイトルを獲得。
デビューイヤーから高い戦闘力と信頼性を発揮する。
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ドライバー(driver) |
ヤン・コペツキ[Jan Kopecky] |
エンジン(engine) |
直列4気筒 1,620cc 直噴ターボ(in-Line 4 with direct injection turbo) |
ボア×ストローク(bore x stroke) |
82.5 x 75.5 mm |
サスペンション(suspention) |
F/Rマクファーソン ストラット (Front & Rear,McPherson strut)
レイガー製
(made by Reiger) |
全長・全幅(lengh×width) |
3,994 x 1,820 mm |
重量(weight) |
1,230 kg |
駆動形式(drive & misson) |
4WD(4 ホイールドライブ)[4 wheel drive] Xトラック製 5速 シーケンシャル |
馬力(power) |
275 bhp / 4,750 rpm |
トルク(torque) |
420 Nm / 4,750 rpm |
タイヤ(tire) |
ミシュラン(Micherin) |
ホイール(wheel) |
スピードライン(speedline) |
その他(other) |
カストロール(Castrol) |
開発(develop) チーム運営(team management) |
シュコダ モータースポーツ( SKODA Motor Sport ) |
'2016/ 5/ 5
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