インプレッサ WRC '2006-'2007
(Impreza World Rally Car '2006-'2007)

2005年にシトロエン「クサラ WRC」、プジョー「307 WRC」、さらには改良型を投入していないフォード「フォーカス WRC」にすら勝てなかったスバル。
その、惨敗の反省をふまえて2006年型インプレッサWRCが登場する。
ただ、前後のLSDは機械式。エンジンのウォーターインジェクション禁止等のレギュレーション変更。
さらにベース車のフェイスリフトにより、各部の再設計が必要になる等それほど改良が進まず、前年から問題になっていたハンドリングの違和感は解消出来ず。

案の定、チームの母体であるプロドライブの大人事異動すら引き起こす程　成績は悪化。
前半戦が終わっても未だに浮上のきっかけが掴めず低迷しし、最終的に1勝も上げる事が出来ず下位に沈む。
他のチームみたいにこのまま一時て撤退などにならなければ良いが･･･。

- 2007年シーズン -
ハンドリングの違和感は解消せず、戦闘力は優勝争いが出来るまでは上がらず。
前半戦までで、2回 表彰台を獲得するものの、トップとは1分以上離されてしまう。

後半戦は中位もしくは下位に沈み、上昇するキッカケは掴めないままであった。