コルドバ WRC '1998
(Cordoba WRC '1998)

セアトが1998年終盤戦からテスト参戦しているワールドラリーカー。
根本的にスバルのマシン開発を担当している「プロドライブ」が製作し、同じセダンボディという事もあり「インプレッサＷＲＣ」に設計思想が近いマシン。
ただ、部品流用は出来ないためトランスミッション、サスペンション、アクティブデフ等は独自開発の物となる。

- 1998年 -
終盤の4戦ほどテスト参戦していたが戦闘力は高くなく、入賞は1回のみ。
メカトラブルは多くなかったが、完走しても上位には進出出来ない状態であった。

- 1999年 -
本格参戦が始まった1999年。
ハリ・ロバンペッラ、トニ・ガルデマイスターという「イビーザ キットカー」時代のドライバーをそのまま起用。
さらに、元スバルワークスで優勝経験のあるピエロ・リアッティが加入する。

完走すれば入賞圏内というある程度の戦闘力を見せる。
メカトラブルが頻発し、特にエンジン回りにでのトラブルが多い。
しかし、意地を見せて最上位は3位 表彰台と健闘する。
シーズン後半から後継の「コルドバ WRC E2」へ進化する。