C4 ワールドラリーカー
( C4 World Rally Car )

2004年から2006年まで「クサラ WRC」で「セバスチャン・ローブ」がドライバーズタイトルを手中に収めたシトロエン。
(2006年はシトロエンでの参戦は停止。「クロノスレーシング」からのセミワークス体制での参戦であったが、タイトルを獲得している。）
(2004年はマニファクチャラータイトルも獲得。)
絶対的な王者となったシトロエンが満を持して投入したラリーカー。
それが「C4 ワールドラリーカー」だ。
開発は2004年あたりから始まり、2006年のセミワークス参戦時に徹底的なテストを行い、
新型車なありがちなトラブルの連鎖を防ぐ為、「クサラWRC '03」で培った信頼度の高い技術を正常進化させて搭載。
全福も1,770mmから1,800mmに拡大し、コーナーでの安定性を高めている。
ただし、ボディサイズは大きくなったものの、
市販車がエンジンルームを小さくし、室内空間が広くなる様に設計されている為、
エンジン周りの配置（エンジンやインタークーラー、ラジエーター等)の配置には苦労した模様だが、
トラブルも少なく、シトロエンの技術力の高さが伺える。
最終的には2007年から2010年まで「セバスチャン・ローブ」がドライバーズタイトルを獲得。
(2008年から2010年まではマニファクチャラータイトルも獲得。)

ドライバーに恵まれている事もあるが、抜群の安定性と高速性を持ち合わせており、
2.0L ターボ AWD仕様のワールドラリーカーとして最強と言える。

ドライバー(driver)	セバスチャン・ローブ ( Sebastien Loeb ) ダニエル・ソルド( Dani Sordo )
エンジン(engine)	直列4気筒1998 cc type:XU7JP4 (Transverse in-Line4) ギャレット製 T30R ターボチャージャー (Turbocharger made by Garrett type TR30R)
ボア×ストローク(bore x stroke)	84 x 90 mm
サスペンション(suspention)	F/R マクファーソン ストラット (Front/Rear McPherson strut)
ホイールベース(wheelbase)	2,555 mm
全長・全幅(lengh×width)	4,274 x 1,800 mm
重量(weight)	1,230 kg
駆動形式(drive & misson)	AWD(オール ホイールドライブ) [All Wheel Drive] 6速 シーケンシャル [6 speeds sequential]
馬力(power)	315 bhp / 5,500 rpm
トルク(torque)	570 Nm / 2,750 rpm
タイヤ(tire)	BFグッドリッチ(BF goodrich) ピレリ(PIRELLI)
ホイール(wheel)	OZレーシング(OZ Racing)
スポンサー(sponsor)	TOTAL(トタル) レッドブル(RedBull)
開発(develop) チーム運営(team management)	シトロエン　スポール

2011/11/26 新規作成