photo/a310/a310-a.jpg
photo/a310/a310-b.jpg


アルピーヌ A310 Gr.4
(Alpine A310 Gr.4)

Comment

1974年に「アルピーヌ A110」の後を受けてラリーに参戦したマシン。
後輪はダブルウィッシュボーン形式のサスペンションとなった。
しかし、エンンジンは「A110」と同じ1.8Lがリアに搭載されておいり、車重に関しても「A110」より100kgも重い830kgとなり、ラリーでの総合性能は「A110」の方が良いという状態になってしまい、1977年頃まで「A110」の方がラリーで活躍する。

さすがにアルピーヌおよびルノーもまずいと思ったのか、1977年にV6 2.7Lを搭載しワイドボディ化される。
パワーは245psまで向上する。(ただし、車重は945kgまで増えましたが・・・。)
しかし、ライバルの「フィアット 131 アバルト」、「フォード エスコート Mk.II」がWRCを席巻している時であり、ライバルに比べ排気量の大きい「A310」であったがパワーでは同等か若干劣るレベルであった。
ルノーもWRCへはワークスとして参戦せず、唯一活躍したのが1977年のフランス国内選手権であり、総合タイトルを獲得している。

Spec.
ドライバー(driver) ガイ・フランクリン( Guy Frequelin )
エンジン(engine) V型6気筒 2,664 cc SOHC
(V6 single over head cam)
ボア x ストローク(bore x stroke) 88.0 x 73.0 mm
サスペンション(suspention) F/R ダブルウィッシュボーン (F/R double Wishbones)
ホイールベース(wheelbase) 2,270 mm
全長 x 全幅(lengh x width) 4,190 x 1,760 mm
重量(weight) 945 kg
駆動形式(drive & misson) RR(リアエンジン リアドライブ)
5速
[Midship Engine-Rear wheel drive, 5 speeds ]
馬力(power) 245 ps / 7,200 rpm
トルク(torque) 260 Nm / 5,000 rpm
タイヤ(tire) ミシュラン(Michelin)
スポンサー(sponsor) elf
CIBIE
'2016/ 5/29



QLOOKアクセス解析