DS3 ワールドラリーカー
( DS3 World Rally Car )

2007年から2010年まで「C4 ワールドラリーカー」で「セバスチャン・ローブ」がドライバーズタイトルを手中に収めたシトロエン。
2011年よりワールドラリーカー規定が変更され、2.0L ターボエンジンから1.6L 直噴ターボエンジンへの変更に伴い、
シトロエンは「C4」よりもサイズの小さい「DS3」をベース車として選択。

絶対王者として君臨していた、シトロエンおよびドライバーのセバスチャン・ローブは抜け目の無い開発、テストを行い、
参戦初年の2011年、翌年の2012年もドライバーズタイトルおよびマニファクチャラータイトルを獲得する。
最終的にWRC 9連覇を成し遂げたセバスチャン・ローブ。
だが、同僚でありシトロエンの秘蔵っ子であった「セバスチャン・オジエ」の登場により、
チームメイト同士での闘いが過熱し、オジエはフォルクスワーゲンへ移籍してしまう。

2013年以降、ローブは全戦へ参戦せず、ミッコ・ヒルボネンが全戦に参戦し、2009年にIRCタイトルを獲得したクリス・ミーク、ダニエル・ソルドがスポット参戦する。

2014年はクリス・ミークをエースとし参戦するが、マニファクチャラーでは2位以下。
ドライバーズタイトルではフォルクスワーゲン、フォードの後塵を配する。

2015年はクリス・ミークの初優勝もあり、フォードには勝ったものの、
フォルクスワーゲンには惨敗という形になった。

ドライバー(driver)	セバスチャン・ローブ ( Sebastien Loeb ) [2011,2012年] クリス・ミーク ( Kris Meeke ) [2013-] マッズ・オストベルグ ( Mads Ostberg )
エンジン(engine)	直列4気筒1,598 cc (Transverse in-Line4) 直噴ターボ (Direct injection Turbocharger)
ボア×ストローク(bore x stroke)	82 x 75.5 mm
サスペンション(suspention)	F/R マクファーソン ストラット (Front/Rear McPherson strut)
ホイールベース(wheelbase)	2,461 mm
全長・全幅(lengh×width)	3,948 x 1,820 mm
重量(weight)	1,230 kg
駆動形式(drive & misson)	AWD(オール ホイールドライブ) [All Wheel Drive] 6速 シーケンシャル [6 speeds sequential]
馬力(power)	300 bhp / 6,000 rpm
トルク(torque)	350 Nm / 3,250 rpm
タイヤ(tire)	ミシュラン
ホイール(wheel)	OZレーシング(OZ Racing)
スポンサー(sponsor)	TOTAL(トタル) レッドブル(RedBull)(2012年まで) アブダビ観光局
開発(develop) チーム運営(team management)	シトロエン　スポール

2016/ 4/29 新規作成