グループA開始後、ラリーで戦闘力を発揮できる2.0L ターボエンジン搭載の4WDマシンの無かったフォード。
後輪駆動の「シエラ RS コスワース」にてWRCに参戦するも、苦戦を強いられる。
その状況を打破すべく、1990年に待望の4WD駆動、2.0Lターボエンジンを搭載する「シエラ RS コスワース 4 x 4」を投入する。
フランソワ・デルクールとミキ・ビアシオンの活躍により上位入賞を何回も獲得する。
しかし、メカトラブルの頻発と大柄な車体のため旋回性能に劣り、ランチア、トヨタに勝つ事ができず、優勝までは届かず。(最上位は2位)
1993年にはコンパクトボディを持つ「エスコート RS コスワース Gr.A」を投入し、シエラはその役目を終える。
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