C2 Super 1600

元ジュニアWRC チャンピオンカーである「サクソ スーパー1600」に限界を感じたシトロエンはその後継車である「C2」をJWRCの新マシンとして投入した。
しかし、フランス車としての特徴とも言えるターマックは最速。グラベルは人並み。であった。
登場 初年度の2004年においては信頼性が低いためもあってかユーザーがおらず、1勝もすることができなかった。
また、シトロエンとしてはフランス選手権を「C2 スーパー1600」の戦いの場としており、JWRCへのサポートは薄い。
このままでは使用ユーザーも減る一方か?とも思われたが、後半戦からマクレー ファミリーのクリス・ミークが「C2 スーパー1600」にマシンを変更する。
そして2005年のJWRC 開幕戦 モンテカルロ ラリーにおいてクリス・ミークが遂に初勝利!
ミークはそのままJWRCへ参戦するが、それ以降は優勝から遠ざかってしまう。
しかし、ダニ・ソルドが4勝を上げJWRCタイトルを獲得する。
その後、ユーザーはグッと増え2008年にはセバスチャン・オジエが、
2009年にはマーティン・プロコップがそれぞれJWRCタイトルを獲得する。

また、スーパー1600マシンの中でJWRC最多勝利のマシンである。(21勝)