アルメ-ラ キットカー
日本名；N15 パルサー）
( Almera F2 kit car )

日産のワークス撤退に伴いグループAでのトップカテゴリ参戦は中止された。
しかし、ニッサン・モータースポーツ・ヨーロッパ(NME)は独自にグループAおよびF2キットカーの「サニー GTi」を製作し、イギリス国内選手権へ参戦する。
1997年にはタイトルを獲得。
1998年にはベース車のモデルチェンジがあり、ラリーカーもサニーからアルメーラへと変更なった。
「サニー キットカー」に比べ、エンジンはそのままだがワイドボディ化され、運動性能の向上を行っている。
主戦場をWRCへと移し、2輪駆動車で争われる「2.0Lカップ」へ参戦する。
しかし、マシントラブルが頻発し、5戦中 3戦をリタイア。
完走したラリーにおいても、成績は振るわず課題の残るシーズンとなる。

開発を粛々を進めていたNMEであったが、日産自体の経営不振が重なり、ラリー活動の中止命令が発令されてしまい、開発・参戦を中止する。

日産は翌年、ルノーに買収され、傘下に入る事となる。