フェリシア キットカー F2
( FELICIA kit car F2 )

1995年に登場した自然吸気 1.5Lエンジン搭載のF2キットカー。
WRCのFIA 2.0Lカップに参戦する。

前半戦はメカトラブルが頻発するが、中盤戦より安定する。

自然吸気 2.0Lエンジンを搭載するライバル勢に比べ非力なエンジンであったが、アルゼンチンにおいて、1位、3位を獲得する。

1996年になると、信頼性および戦闘力に磨きがかかり、クラス優勝 3回、2位 1回、3位 1回と活躍する。

終盤戦よりハイパワー版となる自然吸気 1.6Lエンジンを搭載したニューマシンを投入。
1997年より、本格的な参戦を開始する。

パワーアップをしたとは言え、相変わらず2.0Lエンジン搭載するライバル勢に対してはパワーで劣る状態であった。
しかし、高い信頼性とコンパクトで軽量な車体による高いハンドリング性能と相まり、
クラス優勝 1回、2位 3回、3位 1回とライバル勢に負けない戦闘力を示す。

その後、シュコダは、自然吸気2.0Lエンジン搭載の「オクタビア キットカー」での参戦にシフトする。