アクセント　ＷＲＣ³
(Accent World Rally Car³)

年々開発・熟成が進み、その速さはなかなかの物になって来ている。
が、まだ「なかなか」の域である。
トップクラスの性能とまではいかないものの、開発能力の高いドライバーが加入した事により熟成は飛躍的に進むと思われる。
潜在能力はかなり高い（と私的には思える）ので、今後の期待は「大」でしょう！

-2002年シーズン-
ますますスピードを増してきた　というのが今年の感想。
ベストタイムもそれなりに出せる様になり、完走率も上昇している。
特に、フレディ・ロイクスの活躍が目覚しく、チームの雰囲気も良くなっている様なので来季こそＴＯＰ３に食い込む活躍を見せるのではないかと思われる。

-2003年シーズン-
2002年の活躍振りから考えると、ヒュンダイの失脚は予想できなかった。
ワークスチームであるMSDはスポンサーのカストロールを失い、同時にヒュンダイからの予算も大幅に下げられてしまいテストやマシン開発を行える状態どころか大人数をリストラせざるを得なくなってしまう。
当然 チームは全く良い所無し。2002年 勝っていたシュコダの後塵を拝してしまう。
そして、有ろう事かシーズン半ばでワークスチームに対する資金提供が完全にストップ。ワークスチームはそれと同時に解散。シーズン途中でありながらドライバーのアルミン・シュバルツはほとんど強制的に引退。本人としても、不本意なシーズンだったに違いない。
結局、ヒュンダイは2006年に復帰すると言い残しWRCから去っていった。
こんな中途半端な形で撤退するのなら、今シーズンの初めから撤退するべきだった。

その他、ノルウェー国内選手権、イギリス国内選手権へ積極的な参戦を行い、
イギリスでは2004年に年間チャンピオンとなる。